春になると、ジャム作りをする人も多いですね。私もここ数年はいつも、生活クラブの甘夏みかんやいちごで、マーマレードやイチゴジャムを作っています。

この甘夏みかんがあるのが、生活クラブに入って良かったと思うことのひとつ。皮まで安心して食べられるので、本当におすすめです。

生活クラブの甘夏みかんは、国産で、かなりの低農薬!

生活クラブの甘夏みかんは、熊本県水俣市の「生産者グループきばる」というところのもの。国産というだけでなく、かなりの低農薬栽培、そして有機肥料100%で作っていて、価格もリーズナブル!ジャム作りに安心してたくさん使えるのです。

有機栽培や特別栽培という名前で売られている果物(滅多にありませんが)は、結構お値段の高いものが多いです。手間が本当にかかるので仕方ないのですが、気軽にジャムなどに使えません。でもこの生活クラブの甘夏みかんは、2キロで700円ぐらいです(税抜)。

「9月以降、農薬を散布しません。また防腐剤やワックスも未使用」と生活クラブのカタログに出ています。またHPでは「市販のものと違い、防腐剤やヘタ落ち防止剤を散布したり、ワックスをかけたりしていないので、皮まで安心」ということ。

これなら、マーマレードにもピールにも、安心して使えます。

甘夏みかんとは、「夏みかんより酸抜けが早く、早くから食べられる、いわば早生夏みかん」ということですが、その酸味と甘味のバランスが、ジャムには最適なんです!もちろん、そのまま食べてもおいしいですよ。

マーマレードの作り方レシピや、甘夏みかんを使ったレシピ

甘夏みかんは、酸味と甘みのバランスがジャムにぴったりですが、それ以外にも「シラス入り甘夏炊き込みご飯」や「甘夏大福」なども。

「きばる」のHPのレシピ集をのぞいてみてください。
>> 甘夏みかんのレシピ集

ちなみに下は生活クラブの甘夏で作ったジャムです。お砂糖は、きび糖を3割ぐらい使っているので色が黒めのマーマレードですが、コクがあっておいしいですよ。

マーマレードのレシピは本当にいろいろあるので、いろいろ試して好きな作り方を見つけるといいですね。

◎果物全般に言えるのですが、年々果物が甘くなっています。今年(2019年)春、長年使っているレシピでマーマーレードを作りましたが、昨年よりほんの少し甘い気がしました。甘夏みかん自体の甘みが増したようです。なので来年は砂糖を少し減らそうかなと思います。ヘルシーになって、いいですね!

歴史を知れば、「きばる」の甘夏みかんがもっと好きになる!

熊本県水俣市というと、水俣病のことを思う人も多いと思いますが、「きばる」が出来たのは、やはり水俣病と関係があります。水俣病の被害を受けたのは漁業をやっていた人が多かったのですが、海の水が汚染され水俣病にもかかって、漁業ができなくなり、水俣周辺の気候に適した甘夏の生産に、農協の支援もあり取り組みました。

やがて、今度は農薬の被害で健康を害する人が出て、『水俣病被害者が加害者になってはならない』ということで、自主的に、無農薬を目標に甘夏みかんの栽培に取り組み始めます。年15回も撒いていた農薬を減らすのはかなりの冒険だったそうですが、生産者の挑戦にやがて農協も納得するようになったとか。

最初は細々とした取り組みだったのですが、水俣の応援に、ということで、だんだん甘夏が売れるようになり、そうなると今度は供給量が足りなくなってしまい、品質も悪くなるという問題が起きました。甘夏みかんに病気が発生した年には、ついに、皆で基準にしていた農薬散布数を超えるものも出荷されてしまいました。

これが大きな問題となり、それまでの会は解散。気持ちを入れ直そうと「生産者グループきばる」という生産者団体を作り、今に至っています。異常気象も多い今、常にいろいろな困難を克服しながら、少しでも安全な甘夏みかんを作り続けてくれています。