もう数年ぐらい、生活クラブという生協に入っています。東京なのですが、住んでいるマンションで4人で「班」(グループのこと)を作っての購入です。「班」になるには最低4人必要。5人、6人でもOKです。

違うエリアの生活クラブだったら、またシステムなど少し違うかもしれませんが、私の班での共同購入の様子をまとめてみます。

班だから、送料は無料。指定場所に全員の分が届くので、届いた日の取りに行ける時間に取りに行き、自分の分を持って帰ります。本当は全員が同じ時間に集まって取り分けるといいのでしょうが、みんな仕事を持っていたりして忙しいので、それぞれの行ける時間に取りに行くことにしているんです。

皆たくさん頼んだ時は、ボックスが4つも5つも届いて壮観!ボックスは折りたためるので、空になったらたたんでしまっておけます。省スペースで、次の週まで困りません。

生協

ただ冷蔵品・冷凍品を入れてもらうクーラーボックスをずっとどこかに置いとかなければいけないので、ちゃんと場所がないと困りますね、きっと。(私のところは、ちょうどいい棚があってその中に入っています)

配達は、常温・冷蔵・冷凍別で

常温の品物は、それぞれの人の注文別にやや大きなビニール袋に入っていて、それがグリーンのボックスに入って届きます。ビニール袋には、誰の分なのか分かるように名前の書いたシールが貼ってありますが、注文した量によってビニール袋が2つだったり3つだったり。

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注文した人ごとにボックスに入っている訳ではないので、多めに頼んだら、どのボックスに自分の名前のビニール袋があるのか探しださないと・・・。自分の注文書と見比べて、全部あるかどうか確認しながら探していきます。だいたいすぐに見つかります。

冷蔵・冷凍のものは、生活クラブから借りている大きなクーラーボックスが1つ置いてあるので、配達の人がドライアイスと一緒に、そこの中に入れておいてくれます。

ただ冷やす効率を良くするためか、一番たくさん冷凍品を頼んだ人のビニール袋(量が多いのでビニール袋も大きい)の中に、他の人の冷凍品のビニール袋が、入れ子のように入っていたりします。冷蔵品も、同じ。だから少ししか頼んでいない人は、一番たくさん頼んだ人のビニール袋の中を探すことになってしまったりします。

慣れないうちは、一番大きいビニール袋の人が、うっかり他の人のものが入っているまま持ち帰ってしまった、ということも起きました。(今では慣れて、皆注意しているので大丈夫です!)

班でも、カタログや請求明細書は4人別々

班の場合でも、毎週のカタログやチラシ・注文書・請求明細書などは個人別になっていて、それぞれ別のビニール袋に入って来ます。ただ、4人分が一緒に届くので、じっと見たりはしませんが、請求明細書などを見ようと思えば見られます。

プライバシーをすごく気にする人は、班での共同購入は難しいかもしれないですね。

班のメリットとは

最初に書いたように、送料は無料です。個人で入っていたら、あと少し買えば送料が安くなる!とか思って無理をするかもしれませんが、全く気にしないで済んでいます。

(でも生活クラブには食材だけでなく、洗剤や台所雑貨・生活雑貨、そして衣料品もいろいろあります。それらを買っていたら、1回3000円ぐらいは行きますよね。東京の生活クラブの場合、3000円以上で無料になるので、これは個人加入でもOKかな。神奈川だと2000円以上で無料です。)

あと班のメリットは、だいたいのものが4%割引になること。月ごとの請求明細の一番最後に「還元合計」と書いてあって、金額がマイナスされていると、ちょっとうれしくなります。(でも、そんなに大きな金額ではないんですが)

それから、4人か5人いたら、量の多いものを買って分けることができます。例えば、じゃがいもは今現在、700gで184円(100g当り26.2円)ですが、3キロのものを買えば578円(100g当り19.2円)。ちょっとお得になります。果物などでも、大きい箱を買って皆で分けると1個当たりの金額がお得になります。

生活クラブでおすすめの食材、良く買うもの

生活クラブでおすすめの食材と言ったら、一番はやはり「平田牧場」の豚肉「秋川」牧園の鶏肉!これらは、本当においしいです。

ブロックの豚肉もあるし、ほんの時々、豚のスペアリブもあります。鶏は冬ごろになると骨付きモモ肉などもあって重宝します。冷凍も多いですが、豚のブロック肉やスライスなどはもちろん冷蔵です。

それから、パスチャライズドの牛乳、卵もおすすめ。卵は、純国産鶏種の卵と、平飼いの鶏の卵(平飼いたまご)がありますが、平飼いの鶏でなくても健康に育てられている国産種なので、とてもおいしいです。

スーパーなどで買うと、卵の黄身がとても濃い色のものがありますよね。あれはエサにパプリカなどを入れて、わざわざ赤っぽく作っているのですが、生活クラブのは、そういうことはしていないので自然な本来の黄色い色です。

お料理によっては(お菓子の場合が多いですが)、濃い色がほしいときもあるので使い分けしますが、でもよっぽどでないと、自然でない色は必要ないかなと思います。

またマヨネーズ、ケチャップのおいしさは、とても定評があります。あと安心できるなたね油もリーズナブルな値段で購入できます。その他にも、本当にいろいろありますよ!

野菜ですが、有機栽培野菜やJIS認定を取った有機のものはありません。「生産者と土づくりから始める」「残留農薬は国の基準の1/10未満が目標」ということで、残留農薬検査も実施していて、そちらのほうに力を入れているようです。でもそれだけでも安心できますよね。

野菜には「あっぱれ」という名前がついたものがあり、それは、「栽培期間中、化学合成農薬や化学肥料を使用していません。削減指定農薬は不使用」。じゃがいも、人参、玉ねぎ、小松菜、ほうれん草、オクラ、ピーマン、かぼちゃ、ミニトマトなどがあります。

そして「はればれ育ち」とネーミングされたものもあり、それは、「栽培期間中、化学合成農薬や化学肥料を減らした栽培をしています。削減指定農薬不使用」。「はればれ育ち」の野菜だと少し種類が増え、「あっぱれ」にある品種の他に、なすや大根、長ネギ、きゅうり、トマトなどもあります。

例えばじゃがいもを買う場合、「あっぱれ」「はればれ育ち」、そしてどちらでもないものの3つから選べます。値段は、「あっぱれ」>「はればれ育ち」>「どちらでもないもの」で、「あっぱれ」が一番高くなっています。(それぞれ数十円ずつぐらいの差です)。

生活クラブ生協は、こんな人におすすめ!

生活クラブは、いろいろある生協の中でも、食の安全にとても気をつかっているところです。少しでも安心できるもの、でも、そんなに値段が高くならないようなものを、がんばって提供してくれています。

野菜に関しては、有機認証を取ったものや、有機栽培・無農薬野菜はないですが、「あっぱれ」「はればれ育ち」などもあるし、残留農薬が少ないということで、スーパーの普通のものよりはるかに安心して食べられます。

また、まだ安全性が不安視されている遺伝子組み換えのものは扱わないと言うのが、生活クラブ。ゲノム編集された食材も出てきそうなので、顔の見える生産者のものしか扱わない生活クラブは安心です。

やっぱり有機栽培野菜や無農薬野菜などは手間がかかる分値段も高くなるし、調味料なども本当に手間をかけたものは高いものです。そこまで高くない値段のもので、そこそこ安心できるものを提供してくれているのが、生活クラブかなと思います。(数ある生協の中では、高いところと思われているみたいです)

だから、リーズナブルな値段で少しでも安心できるものを食べたい人、小さい子どもにスーパーの普通のものより安心なものを食べさせたいと思う人、育ちざかりの子どもにたくさん安心なものを食べさせたい人などに、向いているかなと思います。

また、おいしい豚肉、鶏肉を食べたい人にもいいですね。ただ毎週届けてもらうのが基本なので、2週間や3週間に1回の配達を設定することなどはできません。

4人以上の班でも、もちろん班でなくて個人でも加入できるので、もし興味があったら、資料請求をしてみてはどうでしょうか。お試しセットなどは無いのですが、ちょっとしたプレゼントがもらえますよ。

詳しくは、下記の公式サイトから、どうぞ。
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