これはスウェーデンのクッキーで、”gaffelkakor med ingefara och lime”(ジンジャーとライムのフォークケーキ)というもの。最後にフォークで押して模様をつけるので、そう呼ばれています。

オートミールのクッキー55

オーツ麦でザクザクほろほろとして、バター味にジンジャーがほのかに感じられる大人のクッキー。素朴な味わいで、とても美味しいです。クリスマスの時期に良く作られます。(暑い時期は生地が扱いにくいので、あまりおすすめではありません。)

焼きたても美味しいですが、翌日以降のほうが、味が落ち着いて美味しく感じられる気がします。

同じ作り方で、材料を次のように変えていろいろ楽しめます。ジンジャーパウダーを使わなければ、小さい子どもも食べられます。
オーツ麦 ココナッツフレーク
ライム・ゼスト(皮のすりおろし) ⇒レモン・ゼスト
ジンジャーパウダーとライム バニラエッセンス数滴(バニラシュガーを少し入れても可)
・ジンジャーパウダーとライム ⇒シナモンパウダーや、ココア(チョコ味になる)
・ジンジャーパウダーとライム ⇒レモンピールや、オレンジピール適量
他にもぜひ、オリジナルなクッキーを作ってみてください。

作り方は、バターを室温に戻してさえあれば、とても簡単!今すぐ作りたくなったら、バターの室温への戻し方は、下記の別ページをどうぞ!
>> バターの室温への戻し方:すぐできる電子レンジがおすすめ!

◆材料 (48~50枚ぐらい)

・バター 200g(室温)
・グラニュー糖  大さじ4
・ジンジャー・パウダー 小さじ2
・ライム・ゼスト ライム1個分(皮のすりおろし)

・オートミール 150㏄
・薄力粉 300㏄(=約165g)
(あれば、ドルチェなどがおすすめ)

◆作り方レシピ

【準備】バターを室温にしておく。

(1)バターとグラニュー糖を良く混ぜる。

(2)ジンジャーパウダー、ライムを加え、オートミールと薄力粉を加えて、混ぜる。30分ほど冷蔵庫で休ませる。
▼もし時間がなければ、生地を休ませなくてもOK。(ただし暖かい季節に作る場合は、生地が扱いにくくなるので冷蔵庫に入れたほうが良いです)
ジンジャーパウダーとライムは、まんべんなく混ざるようにしたほうが、味にムラができません。

(3)生地を長い棒状にまとめてから、48~50個ぐらいに切り分ける。
▼生地を1/2ずつ棒状にして、それを半分にカットし、また半分に、という感じで切り分けるとラクです。
▼あるいは、重さを計って、1/50(または1/48)ずつの重さで丸めていってもOK。
▼切り分けには、スケッパー(カード)を使うと便利!

(4)天板にクッキングペーパーを敷く。オーブンを200度に予熱する。

(5)切り分けた生地を丸めたら、クッキングペーパーの上に置き、大きめのフォークなどで軽く押さえてからフォークを手前に引き、形と模様を作る。

オートミールのクッキー51

(↓ この時はクッキングペーパーの上で形作っていません。このあと移動させました)
オートミールのクッキー52

(6)200℃のオーブンで約10分ほど焼く。網の上で冷ます。

(↓ 焼く前)
オートミールのクッキー53

(↓ 焼いた後)
オートミールのクッキー54