お菓子作りやお料理で、卵白がたくさん余ってしまうことがあります。フィナンシェとかすぐに作るといいのですが、なかなか時間がないときも・・・。

そこで調べてみると、冷蔵庫で1ヶ月持ちますとか2ヶ月持ちますと書いているお菓子作りのプロが何人かいました。しかも、あの名門お菓子教室「ル・コルドン・ブルー」では、余った卵白はペットボトルに入れて冷蔵庫に保存し、さらに余りが出たら継ぎ足して保存しているというではありませんか!?
※コルドンブルーは残念なことに今、日本校は閉校になってしまっています。

卵白は、卵黄を守るために雑菌を繁殖させないようになっているので、冷蔵庫でもしばらく日持ちするのだそうです。

そこで、さっそく試してみたところ、約2ヶ月冷蔵庫で保存できました!!全く腐ることなく、メレンゲを作ってレモンタルトにのせ焼きました。

保存したのは、ペットボトルではなく、写真のようなプラスチックカップ。まず卵白にぴったりと密着ラップをします。

卵白の冷蔵保存1

そしてさらに、カップの口を覆うようにラップをしました。

卵白の冷蔵保存2

置いたのは、冷蔵庫の真ん中の段のいちばん奥ドアを開け閉めしても、あまり外からの空気の影響がなさそうなところに置きました。

11月17日に余った卵白3個分を入れてスタート。12月に、さらに卵白1個、余りが出たので追加で入れました。

そして、なかなか卵白を使うスイーツ作りの時間が取れず、使ったのは年が明けて1月14日。本当は1か月ぐらいで使おうと思っていたのですが、2ヶ月近く経ってしまいました・・・。

変な匂いもせず、色も変わっていないので、エイヤッ!とレモンタルトのメレンゲに使用。できたメレンゲが、これ(下の写真)です。しっかりと角が立って、いつもと全く変わりありません!

卵白の冷蔵保存3

レモン・タルトの上にメレンゲを置いてオーブンで焼きました。味も全く問題なし!友人にふるまっても、皆おいしいと普通に食べてくれました。

卵白の冷蔵保存4

(卵白は、実は焼き菓子作りに使う時などは、新鮮すぎるものよりも少し日が経ったものが、まろやかでおいしいそうです。「卵白を切るように混ぜる」とか良く言いますが、あれも卵白のコシを無くすためで、日が経ったものだとコシがなくなっているので、より向いているらしいです。)

余った卵白は、今まで冷凍していたのですが、解凍の時間を考えないといけないのがちょっと面倒で、しかも、せっかく解凍してもやっぱり時間がなくなってしまった、なんていうこともありました。

冷蔵庫での保存で2ヶ月は持つことが分かったので、もうこれからは冷蔵保存です♪ これを読まれた方も、もし良かったら(自己責任で)ぜひ試してみてください!