バジルをベランダで育てています。暑さにも負けず、大きくなってくれました。あまり陽に当てすぎると葉が固くなると聞いたので、すだれをベランダにつけて、猛暑の日差しを少し和らげています。

そんなバジルで、初めてバジルティーを作ってみました。無農薬なので、安心!フレッシュなバジルの葉をグラスに入れて熱湯を注いで・・・。いい香りがしてきます。特にレシピはなく、6,7枚の葉に熱湯を注ぐだけ。日本茶のように、適当で大丈夫。

ホットでも香りが立っておいしいですが、夏だからアイスのバジルティーが、よりさっぱりしておいしく感じるかもしれません。

バジルは、約90%が水分ですが、ビタミン、ミネラル、鉄分、食物繊維、亜鉛など多くの栄養を含んでいるので、ハーブの中でも栄養価は高いほう。特に多いのは、Bカロチン(抗酸化作用がある)で、そのため、肌の老化予防の効果(アンチエイジング?!)が期待できるんですよ。

他に、シオネール、オイゲノールという殺菌作用が強くて免疫力をアップさせる成分が含まれています。カルシウムも入っているので、いい香りとあいまって、イライラの解消にもふさわしいハーブです。

さらにバジルの香りは、がんの予防にもいいということが研究結果で出ていると言われています。

いろいろな成分が入っているバジルの、期待できる効果効能をまとめると、
・体を温めて胃腸の消化を促進(香りだけでも消化促進の効果が)
・イライラを解消して精神をリラックスさせる
・風邪の予防や咳止め(抗菌・殺菌作用のある成分が含まれる)
・更年期障害を和らげる(エストロゲンと似た成分が含まれる)
・腹痛・片頭痛を和らげる(強壮・鎮痛作用のある成分が含まれる)
・癌を引き起こす原因の、活性酸素を抑える働きが香りにある

とても育てやすいバジル。たくさん葉が取れるなら、ぜひバジルのハーブティーにして飲みましょう。

(注意)妊婦さんはバジルには子宮緊縮作用があると言われているため避けたほうがいいでしょう。授乳中の方、アレルギーのある方も注意してください。また何でも摂り過ぎは良くないので、効果効能があるからと水代わりに飲むなどということはやめましょう。