だしを取るのって、意外と面倒。でも、インスタントの顆粒出しは使いたくない。そんな人にとっても便利で、簡単にだしがとれる方法があるんです。それが、この野崎洋光のだしポット。500mlの出しができます。

方法は、中のこし網に鰹節と昆布を入れ、熱湯を注ぐだけ蓋をして1分待てば香りのいいだしが出来ています。厚手の磁器なので、沸騰したお湯を注ぐと素早く放熱して、だしをとるのにいい80~90度を保てるそうです。

でも、私はこれを朝作って、そのまま放置して冷まし、夕方帰ってきたら夕食の料理やお味噌汁などに使っています。冷めただしのほうが、使い勝手がいいからです。(もしポットが冷めた時に居合わせれば、鰹節と昆布の入った網はポットから出します。熱い季節は、長時間放置しないとか涼しいところに置くようにします)

本来の使い方ではないかもしれませんが、網から鰹節を出す時に決してギュッと絞ったりしなければ、濁りのない濃いだしが楽しめます。実際に、おいしいし!

鰹節と昆布でとっただしは、煮干しでとっただしとは違って、2,3日は冷蔵で保存できます。だから残っただしは、ポットのまま冷蔵庫に。

最初は、このポット専用として売っている昆布と鰹節を使うといいですが、分量の加減などが分かったら、市販の他の昆布と鰹節でも大丈夫。もちろん質がいいものだと、よりおいしいです。

特に昆布は、捨てるのがもったいないので少しいい昆布を使って、だしを取った後、一口大に切ってお味噌汁に入れたり、煮物に入れて食べています。鰹節も、本当はだしを取った後の物に栄養があるとも言われますよね。でもこちらは、あまり再利用は出来ていません。

本当に便利なだしポット。本格的な味の料理が簡単にできて、おすすめです!