1..75 カベルネ テッレ・デリ・オ-シ バイオ 2017(イタリア)

.75  Terre Degli Osci (IGT) Cabernet 2017
(ワイナリー:コッレ セレーノ)

イタリアのMolise地方(イタリア南部)にあるワイナリー「コッレ セレーノ」(Colle Sereno)のオーガニックワイン(バイオ=オーガニック)

そんなに日本には入ってきていないようで、たまたま池袋西武デパートで発見、買ってみました。(2020年5月)

オーガニックワイン

アルコールは13.5%(2016ものだと13%みたいですが)、IGT(Indicazione Geografica Tipica/地域特性表示)のワイン(=その土地のぶどうが85%以上使われている)

「.75」が何を意味するのかは、調べたのですが不明でした。このワイナリーには、その名前で毎年ワインが作られています。ラベルもとてもかわいいものがありますが、日本には輸入されていないみたいですね。

フルーティですが、ボディはあまり感じない軽い飲み口。サラッと飲みたいときには、いいかもしれません。最初は酸味を強く感じましたが、飲んでいるうちにちょうど良くなってきました。透明感のあるルビー色です。

ワイン管理のアプリ、vivino.comでは、スコア3.2。まあまあかな?フルーティ、おいしい、コスパは良い、などの感想があります。2016年のものがビンテージのようで大変おいしいという声も。お料理はビーフやパスタ、ラムに合わせるといいそうです。

2.モンテプルチアーノ ダブルッツォ オーガニック 2018(イタリア)

Montepulciano d’abruzzo 2018
(メーカー:カンティーネ・ヴォルピ(CANTINE VOLPI))

ピエモンテ(イタリア)の生産者「カンティーネ・ヴォルピ」(CANTINE VOLPI)によるオーガニックワイン。最近はあちこちのお店でよく見かけますが、1000円ちょっとなので気軽に買えます。

オーガニックワイン

メーカーの「ヴォルピ家」は、ピエモンテ州のトルトーナ地区でワイナリーを経営していますが、3代目のカルロ・ヴォルピ氏がイギリスのオーガニック専門商社「ボトル・グリーン社」と提携して、イタリア各地のブドウを使ったオーガニックワインの生産を始めました。

質のいいオーガニックぶどうを作る生産者が、なんと手摘みで収穫したぶどうを使い、現地の醸造所で厳格な管理の元ワインを造っています。

このモンテプルチアーノ ダブルッツォ オーガニックという名前は、生産地区がアブルッツォで、ブドウの品種がモンテブルチアーノという意味です。

このメーカー、カンティーネ・ヴォルピによるオーガニックワインには、5~6種類あって、どのワインのラベルにも、右下のほうに赤いてんとう虫の絵が描いてあるのが特徴!

オーガニックワイン

これが可愛くて、最初、思わず買ってしまいました!

自然体系を壊さないように農作物を栽培するオーガニック農法には、てんとう虫やカマキリを使って害虫を駆除する方法があるので、そんな意味合いがこのラベルのテントウムシに込められているのかなと思います。

裏のラベルには、「熟した果実味と柔らかな渋みが調和した味わい」と書いてありますが、本当にそんな感じで、軽いのですが、開けてから少し時間をおいておくと柔らかな渋みが感じられて、よりおいしくなります。

(ソムリエでも何でもない素人ながら、最近感じるのですが、ワインは開けてから少なくても1時間ぐらい置いておくとおいしくなるような気がします。高級ワインには当てはまらないかもしれませんが)

さらに、HPなどを見ると、「品種特有のアーモンドやチェリーのような香り、プラムや野イチゴの赤い果実の風味味と柔らかい渋みがバランスの良く広がる優しい味わい」とあります。うーん、アーモンド、チェリー、プラム、野イチゴなんて言われても、それらの風味までは良くわからないのですが、とても優しい味わいです。

2017年にベルリンワイントロフィー2018金賞、2018年にベルリンワイントロフィー2019金賞を受賞しているようですが、2018年のものがとてもおいしいと、vivino.comにコメントがあります。

3.ハウメ・セラ カヴァ オーガニック ブリュット(スペイン)

Jaume Serra Cava Organic Brut
(ワイナリー:ハウメ・セラ社)

カヴァとは、フランス・シャンパーニュ地方のシャンパンと同じ伝統的製法で造られる、スペイン産のスパークリングワインのこと。手頃な値段で、家飲みのデイリー・スパークリングワインにぴったりです。(カヴァ(Cava)は、カタルーニャ語で「セラー」の意味。ワインを熟成させる洞窟(Cave)からつけられた名前です)

このハウメ・セラ カヴァ オーガニック ブリュットは、バルセロナのハウメ・セラ社製造。

オーガニック・カヴァ

ほのかな林檎と柑橘系のレモンのような香りがして、やはりカヴァらしく酸味がやや強めで、辛口ですが、キンキンに冷やして飲むと飲みやすくておいしいです。微かにする青りんごというか青っぽい香りが、カヴァらしいスパークリング。

オーガニック・カヴァ

オーガニックは最近始めたのか珍しいですが、オーガニックではない「ナチュレ」というのもポピュラーです。

また、ハウス・セラの「アルテラティーノ カヴァ ブリュット NV 750ML」も、ニューヨークタイムズ誌でシャンパン以外の全世界のスパークリングの中からNo.1に選ばれたことがあるもの。シャンパンに劣らない旨みやキレ、柔らかい泡で大変おいしいとされているブリュットです。

ちなみに、世界の三大スパークリングワインは、プロセッコ、シャンパン、カヴァで、カヴァは年間約2億4,000万本売られています。カヴァの約95%はカタルーニャ地方で生産され、「フレシネ」と「コドーニュ」がその地の2大生産者。カヴァのスパークリングワインは、シャンパンと違って、手ごろな値段でおいしいものが多いので世界中で愛飲されています。

4.パラ・ヒメネス カベルネ・ソーヴィニヨン オーガニック(スペイン)

Parra Jimenez Cabernet Sauvignon Organic 2018
(パラ・ヒメネス・イルヒンパ社)

スペイン中部のラ・マンチャ地方にある、家族経営のパラ・ヒメネス・イルヒンパ社が生産するワインです。1993年からオーガニックの葡萄を作り始め、今は畑の全て(190ha)で有機葡萄を栽培。葡萄も、その醸造所もオーガニックの認定を受けています。

オーガニックワイン4

今回飲んだのは2018のもの。

ミディアムボディの辛口で、最初はちょっと渋みが強い感じでしたが、時間が経つととてもまろやかで、重すぎず、良い口当たり!「スミレ・バラ・チェリー系の果実の香りとカベルネのスパイシーな風味」が感じられると言われます。

落ち着いて食事を楽しみたいとき、良いチーズと合わせたいときにぴったり。値段も1000円(税抜き)なので、日常的に飲むのにも手頃です。

オーガニックワイン

ワイン管理のアプリ、vivino.comでは、2013年のものがスコア3.7でとても高評価。2018のはスコア3.2。まあまあですね。でも、口当たりが軽すぎない、普段使いワインにはおすすめです。

スペインワインの格付けとしては「D.O」。これは、格付けの上から3つめで、デノミナシオン・デ・オリヘンの略。定義は、「統制委員会が設置された地域において、地域内で栽培された認可品種の葡萄を原料として、厳しい基準を満たして生産されたワイン」です。

ちなみにスペインで生産されるワインは6つのカテゴリーに分類されていて、格付けは上から、

VP:ヴィノ・デ・パゴ/Vino de Pago(=単一ブドウ畑限定の高級ワイン)
・地方ではなく、素晴らしい畑に与えられる名称
D.O.Ca:デノミナシオン・デ・オリヘン・カリフィカーダ/Denominacion de Origen Calificada、
・独特の香りを持つ素晴らしい葡萄を生産し高品質のワインを醸造する「リオハ地方」とカタルーニャの「プリオラート地方」で作られるワインに与えられる名称
・このワインには、ラベルに地方名「RIOJA」か「PRIORAT」が書かれている。
D.O:デノミナシオン・デ・オリヘン/Denominacion de Origen
・D.O.Ca以外の地域で作られる、品質のいいワインに与えられる名称
VCIG:ヴィノ・デ・カリダ・コン・インディカシオン・ヘオグラフィカ/Vino de Calidad con Indicacion Geografica、

以上が品質がとても高いとされるワイン。そして、いわゆる地ワインやテーブルワインのような感じなのが、
Vino de la Tierra/ヴィノ・デ・ラ・ティエラ
Vino de Mesa/ヴィノ・デ・メサ。

★スペインは、スパークリングワイン「カヴァ」でもとても有名ですね。
★スペインは葡萄畑の面積は世界1位、ワインの生産量は世界第3位(1位フランス、2位イタリア)のワイン大国です。
★2020年10月からサッポロビールが販売しているので今後あちこちで見かけるかもしれません。

5.コション・ヴォラン ルージュ 2019 (フランス/空飛ぶ豚)

Cochon Volant Rouge 2019
(シャトー・ド・キャラギーユ)

これもラベルにつられて買ってしまいました!
Cochon Volant(コション ヴォラン)は「空飛ぶ豚」という意味(cochon=豚)でラベルそのもの。南仏ラングドッグ地方のコルビエール地区にあるシャトー・ド・キャラギーユで造られています。

オーガニックワイン

このシャトーは、12世紀から続く伝統あるところで、1983年からリオネル・フェーヴル氏がビオによる葡萄栽培に転換。エコセール(オーガニックの認証)も取得し、今はこの地域で最大のビオワイン・メーカーとして有名です。

味わいは、輸入元によると「充分な果実味を持ち、甘いタンニンと共に心地よい酸味がワインに立体感を与えている」と表現されていますが、強い赤という感じではなく、とても優しい味わいでバランスがとれた味です。辛口・フルボディとされていますが、オーガニックワインならではの、なめらかで優しい味を感じます。いわゆるフルボディが苦手な人でも、きっと充分大丈夫!

赤の他に、白やロゼもあるようですが、どれもバランスのいい優しい味のようです。vivino.comでは、2019の赤は3.5、白は3.6と良いスコアです。赤は2017だと3.7、白は2016だと3.8です。

オーガニックワイン

ラングドッグ地方の伝統料理と言えば、「カスレ」といういろいろな肉(鴨や豚、ソーセージなど)と豆の煮込み料理ですが、豚はこの地方ではとても身近なんでしょうか。ユニークなラベルの由来、知りたいですね。